アメリカ・ホワイトハウスのサキ報道官は2日、アフガニスタンからのアメリカ軍の撤退について、9月11日までとしてきた予定を早めて8月中に完了するという見通しを示しました。
また、国防総省は、アメリカ軍が首都カブール北方の最大拠点バグラム空軍基地から撤退しアフガニスタン政府側に引き渡したことを明らかにしました。
ただ、アフガニスタンでは撤退完了後に反政府武装勢力タリバンが勢力を拡大させることが懸念されていて、治安悪化を恐れ国外へ逃れようとする市民が急増。カブールにあるトルコ大使館には、これまでにビザの申請者、数千人が殺到しています。